ボン・ボヤージュのパン作りは、自家製酵母を育てることから始まります。もっちりとした食感を出すために、フランスパンの生地も機械を使わず、手でこねて練り上げます。カスタードも手作りで炊き上げます。惣菜パンの中身も地元食材を多く使って、ほとんどのフィリングを手作りしています。
フランス人シェフの元で修行を積んだ技術を使って、生まれ育ったこの豊川市御油町で、皆さまに美味しいパンをお腹いっぱい食べていただきたいと、今日も朝からオーブンに火を入れて、皆様をお待ちしています。
野菜や果物など出来るだけ近隣で採れた食材を利用して、安心して食べられるパン作りをしています。
パンの美味しさを引き出すために作り方にもひと工夫。18時間寝かして作る“長時間熟成バケット”は、噛めば噛むほど味わい深い自信作です。
ソフト系・ハード系パンは前日までにご相談ください。
TEL:0533-87-8118
その昔、江戸時代に参勤交代があった頃、御油町には東海道五十三次の三十五番目の宿場町「御油宿-ごゆじゅく-」がありました。「御油宿」は、その手前の「赤坂宿」との距離がわずか十六町(1.7キロメートル)しかなく、東海道の中で最も距離の短い宿場間の距離でした。
旅から帰った江戸の人々は、御油の話をするときに「まるで猫のしっぽのような(短い)距離」と話題にしたといわれています。そして尻尾が太くて短い猫を「御油猫」と呼ぶことが流行していたそうです。
そんな「御油猫」が、どこかにひょっこり出てきそうな太くて白くてシマシマなパンを食べていただいて、皆さんにこの御油町を好きになっていただきたいと思って、BonVoyage特製パン「御油猫のしっぽ」は誕生しました。
当店がここ御油町でパン工房を開業させていただいたときに、伝統ある宿場町として古くから語り継がれる逸話や、文化の残る御油町のことを、後々まで語り継いでいただける商品を作りたいと、この「御油猫のしっぽ」を考案しました。